秋田県横手市の、フェンスと門扉だけを作っている小さな製作所です。営業も設計も製作も、ほぼ同じ顔ぶれでやっています。だから話が早いし、責任の所在もはっきりしている。それがいいと言ってくださるお客さんと長く付き合ってきました。
もとは鉄工所でした。橋の手すりや工場の階段を作っていたのですが、雪国の住宅外構でスチールが何年も持たずに錆びて穴が空くのを、現場で何度も見てきました。塗り直しても数年でまた赤錆が浮く。お客さんが損をしている感じがして、思い切ってアルミ専門に切り替えたのが今のかたちの出発点です。
当時はアルミ外構そのものが地方では珍しく、「高いんじゃないの」とよく言われました。でも塗り直しの手間と回数まで足し算すると、長い目で見れば鉄より安いことが多い。その説明を一軒ずつしてきた積み重ねが、いまの仕事につながっています。
採寸した人間が製作して据え付けるところまで通します。途中で伝言ゲームにならないので、現場での細かい変更にもその場で答えられます。
横手は豪雪地です。柱ピッチや落雪の当たる位置を最初に確認してから図面を引きます。カタログの標準そのままで済ませません。
羽根が一本割れた、キャップを無くした、そういうときに部材だけお送りします。フェンスごと買い直してもらうのは違うと思っています。
その立地だと落雪で門扉がへこみます、という話も含めて、注文前に正直にお伝えします。あとで揉めるより、最初に言ったほうがお互い楽です。
図面がなくても、現場の写真と、だいたいの長さが分かれば概算でお話できます。サイズの合うものがカタログにあるか、特注になるか、その切り分けから一緒に考えます。価格は製品ごとにカタログで確認してください。